People's Records CRAZY ANT Night Vol,3
武漢PUNK PARTY 2DAYS

2001年10月19日(金)・20日(土)
湖北省武漢・新人類BAR/Start 22:00

SMZB/生命之餅・乱日(From 武漢)

OUCH(From 北京)
武漢アンダーグラウンドミュージック&
パンクシーンの歴史
ここで武漢のアンダーグラウンド・ミュージックシーンについて紹介しよう。

90年代初期、中国ロックの創始者の創始者的存在であった
“崔健”CuiJianに影響を受けた若者たちと、
現在の中華人民共和国建国以前の文化(中国では旧社会と言う)の影響を受けた
老人たちが、90年代初期、その文化を若者たちに語り、
多くの若者がそれらの文化を継承したと言うこの2つのきっかけが
どうやら武漢のアンダーグラウンド・ミュージックシーンの始まりのようだ。

パンクの始めは:94年ごろに、武漢大学付近にいくつかのカットテープショップがあり、
大学生を始めとして、既にロックバンドを組んでいる人からラジオ局のDJまで
各層の人々が外国から密輸されてきたカットテープやカットCDを買い、普及し始めた。

カット・テープ/カット・CDとは、外国で過剰生産されて廃棄処分となるカセットやCDを、
処分される寸前に密郵業者が中国へ密有してきたもの。

廃品の為カセットやCDのケースに幅5mm、長さ2cmほどの切り口が入っている、
この為中国では“打口帯”(カット・テープ)や“打口”と呼ばれている。

カット・テープやカット・CDと言ってもテープは切れたところをつなげば
ちゃんと聴けるし、CDも最後の1〜2曲以外は全部聴ける。
これらは国外では廃品かもしれないが、
この国では、中国のアンダーグラウンド・ミュージック・シーン
を生み出した最大の功労者と言える物なのだ。

その中で武漢Punxに影響を与えたバンドは、
[Radio Hade][マドンナ][Red Hot Chip Peepers]
他にも[セックスピストルズ][クラッシュ][ニルワーナ][P.J Harvey]等々、
北京Punxと共通している点が多い。

この当時、武漢Punxの創始者的存在だったのは、
[S.M.Z.B/生命之餅]Vocal呉維/WuWei、
現[造糞器]Vocal仁傑/LenJie、
現「Dada楽隊」Vocal彭坦/Peng Tan(当時[人異楽隊]Vocal)達だ。

その後、今は解散してしまったが[S.D.L/死痘楽]Vocal張海/ZangHai
(現[造糞器][DIS OVER/乱日]Guitar)が現れ、
[DIS OVER/乱日]Vocalの葉聡/YeCong、
元[S.M.Z.B/生命之餅]Drumsの朱寧/ZhuNing等、
現在では武漢Punxの古株である人物達がそろった。

この頃武漢には、北京の[Hang on the BOX]についで
中国第2のガールズパンクバンド[No Pass]が存在した。
残念ながらこのバンドは現在解散してしまったが、
このバンドのドラムであった“胡娟”HuJuanは、現在[BAD TEETH]と言う
オールド・スクール・パンクバンドのドラムである。

最近は、武漢パンクの創始者的存在の一人である“呉維”WuWeiが、
ドイツでパンク&ハードコア関係の雑誌を作っている人物と連絡を取り合っていて、
その彼がドイツから大量の全ヨーロッパから南米に至るまでの
世界中のアンダーグラウンド・パンクバンドのカセット・テープを
武漢の彼の自宅へ郵便で送りつけた。
武漢のPunxたちはこれらの音源に接触した時から、急激に変化し始めた。
みんなで交代にこのテープを繰り返し聴き、それを自分たちのバンドで実践した。
それで今では中国各地で唯一、北京と比較、
或いは北京を越えるほどの実力を持ったパンク・シーンへと成長したのだ。

97年から始まった武漢のパンク・シーンは、
ここ数年間違いなく劇的な変化を迎えており、この勢いとその実力ならば、
近いうち国外のメディアへ紹介され、
世界にWuhan.Punkの名を知り広める日が来るのではなかろうか?

左から
[OUCH]Bass王力/WangLiと
その友人の尹達/YinDa
[S.M.Z.B/生命之餅]Bass
丑丑/ChouChouと恋人の方方/FanFan
「漢口」から「武昌」へ
長江を横断する連絡フェリー船上にて↓
[DIS OVER/乱日]葉聡/YeCong(右)と
[人民唱片北京弁公室]
(Peopre's Records Beijing Office)代表
足立治男/Adachi Haruo(左)
武漢最大の繁華街「江漢路」にて↑
「緑豆湯」
(グリーンピーススープ)を
手にして嬉しそうな
[S.M.Z.B/生命之餅]
Drums李錦/LiJing
←「武勝路」にて
左から
[OUCH]Bass王力/WangLi、
足立治男/Adachi Haruo、
[OUCH]Drums李錦/LiJing、
「漢口」から「武昌」へ
長江を横断する連絡フェリー船上にて↑
[OUCH]↑
Bass王力/WangLi(左)
Vocal劉舸/LiuGe(右)
[OUCH]
Bass王力/WangLi(左)
[造糞器]
Vocal仁傑/RenJie
長江沿い「沿江大街」にて
[OUCH]Vocal劉舸/LiuGe↑
長江沿い「沿江大街」にて
左から
尹達/YinDa
劉舸/LiuGe
王力/WangLi
[OUCH]↑
Bass王力/WangLi(左)と
その友人の尹達/YinDa(右)
「漢口駅」にて
長江沿いの「沿江大街」にて記念写真↑

Writing by Adachi Haruo
People's Records
Beijing Office
2001.12.12.wed.

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