Introduction
〜リアル・コア・ライブ・シーン〜
独唱パンクとは?
集団ではなく“表現体”としての独り。
形式ではなく“カタ破り”としてのパンク。
今までの弾き語りの軟弱なイメージを壊し、
ソロだからこそ際立つ“スリル”や“ストレート”さを極めるべく生まれたライブ企画。
主催・チバ大三と、元「ポリバケツ」の斉藤睦が組んだ
和風ジャンクデュオ「骨肉ビール」で始めた企画“骨肉歌謡祭”が、
骨肉ビール」休止後“独唱パンク”に展開する。
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パンクって何?とよく言われる。
言う人はだいたい、Punk Rockに不満を持っている風だ。
「アウトローぶって、ただ似たような単純音楽で騒いで居るだけじゃねーか」と、表情から聞こえて来るようだ。
俺も、そう思う時もある。
俺は、いわゆるPunk Rockの枠で語られる連中に、今でも好きな、
パティ・スミス(他の、N.Y.Punkも)や、セックス・ピストルズ(ジョン・ライドン)、イヌ(町田町蔵)、
スターリン(遠藤ミチロウ)、ブルーハーツ(ヒロト、本当だって!)、が居る事は確か。でも・・・
今の日本(海外はよく知らないが)は、日本人お得意の、器用なモノマネ根性(凄い才能だと思うが)で、
Punk Rockのヤバさ、みたいなのは薄れてしまった気がする。(ただ暴れている奴は居るだろうけど)
俺自身、もともとバンド(Punkというより、サイケな歌モノだが)を演ってきて、でもだんだん、
どんな曲やっても響き方はあまり変わらない。作るたび悩む歌詞が、なかなか響かない。その事に、
虚しくなってきた。
メンバーとの意志の疎通がマダマダだった、とは思う。
でも初めから、意志の疎通が苦手だから、音楽に没頭しだしたヤツだ。
初心(バンドやりてー!)より、もっと向こう。
一人でギター一本で。何が出来るか、やりたいのか?
何も出来なきゃ、その程度の奴。
残った人生を、意志の疎通が出来る社交的な奴になる事だけに努力しよう・・・とまで思った。
何かが出来た。
その時、俺のバンド幻想(第一主義)は、パンク(破裂)した。
「独唱パンク」のパンクは、英語表記は Punk ではない。
敢えて書くなら、Puncture。
穴をあける。タイヤがパンクする。の意。
その穴から飛び出して来る新鮮な個性達は、アナタとの出会いをいつも待っています。
そして、喜びの歌を歌いたいのです。
(2003.2.4. チバ大三)
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私だって主催者じゃないからそうハッキリとは語れない。
でもね、ひとひとりで『場』を埋めようなんて。
そんなひとたちばかりで企画やろうなんて、
なんて大胆でなんて命しらずなんだろうって思った。
だけどそんな「独パン」は10回目を越えようとしてる。
「『バンドやってるひとが、ちょっとソロやってみました』っていうのじゃなくて、
ソロでギリギリのところでどこまでやれるかっていうのをやりたかった」って、
主催者のチバ大三は言ってた。
ソロの怖さは集団で表現活動した奴ならわかると思う。
そしてどこかで憧れもするだろう。
でもね。なんでそういう企画がなかったんだろうね?知れたこと。
己の快感のためにはリスクがありすぎるんだ。
あの緊張感。客席を乱射するギリギリ感。
ステージの上はきっと火にかけられたフライパンみたいなものだろう。
ひとりであるということ。
そのひりつく熱に焼かれて彼らは火だるまになり熱風を送ってよこす。
とにもかくにも客席においで。そしたらわかるから。
(2001年 6月
HALUNA
×××)
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