Live Photo.LIVE!

2008年6月8日
群馬・前橋COOL FOOL

【独パン・ライブvol.95】
〜前橋編vol.5〜


チバ大三


Jimmy Comeau


福田理恵


Gazelle


金丸文武


サトチエ


鈴木知文


記念撮影。真ん中が黒幕・サトウアツシ


  ライブレポート(日記より抜粋。写真も感謝!)〜福田理恵


6月8日日曜日、蒸し暑い中新宿で待ち合わせして、
主宰チバ大三氏、鈴木知文氏、そして私ふっきーは、仲良く車に乗って群馬へと出発した。

ここは前橋、独パンといえど、当日の進行はマスターのサトウ氏が仕切ることになる。
トップはチバさんとなった。
東京独パンを見慣れている身には、何もかも新鮮だ。
去年の夏にも、Cool Foolには来ているが、その時とはやはり雰囲気が違う。
しかし、私はステージに立つことを始めて2年を過ぎるが、
こういった、主張をしっかり持っているイベントに関わる事が出来て、
とても幸運だと思う。
やるべき事をきちんとやれば、それだけ自分に返ってくるのだから。


音響面で制限のある店なので、
チバさんはファズを控えめにしていた。
それでも、その迫力に変わりはない。
少し前、私はお世話になっているハコのマスターから、
”その場を自分の空気に染めたいと本当に思うのなら、何処でやっても同じはず。チバ氏はそうだろう!”
と言われ、 全くその通りだと、頷かざるを得なかった事がある。
いわばアウェーのCool Foolで、チバ氏は神妙にトップバッターを務めているように見えたが、
辺りを自分の色にしようとする気迫は全く衰えない。
デジカメ撮影をしながら、マイクスタンドに近い位置にいたため、
私にはそれが手にとるように分かった。


2番目は、カナダから移住したJimmy Comeau氏。
Jimmy氏は日本語はほとんど出来ないのだが、
覚えたての日本語を駆使した歌が飛び出してきた。
急がば回れ、と連呼、ポチがここ掘れワンワンと、大判小判がざっくざく、とか、
グラビアアイドルへの風刺歌、いつでもどこでも水着を着ます〜だとか。
この路線で行けば、強烈な日本批判になって最高、と終わってからの評判は上々だった。


そして、少ない時間枠での参加の私。
新作と、前に独パンでもやった”遠浅の海”そして最後に唯一のラヴソング。
本番だと、気分が出ていい。
リハはいつも苦手だ。
後でサトチエさんに、『持っていかれそうで困った』と言われたのは嬉しかった。
実力のある女性アーティストに認められるのが、一番嬉しい。
チバさんも、もっと声量をつけた方がいい、と言われたが、概ね好評だった。
これで一安心。


4番目はこの日のメイン、Gazelle氏。
始めにエレピ、次にギターの弾き語り、最後にアカペラで。
激しくシャウトする曲も多いのだが、感情の炸裂、パワーが全く違う。
自分の空気に染める、という演奏の最重要項目で、演者の実力がはっきり分かるものだけど、
やはり厳しい世界で鍛えられてきた方の重みを見せていただきました。
私も、フールズメイトを読んで来た世代なので、アサイラムの名前は目になれていたが、
長く続けて来た重みが手に取るように感じられた、貴重な時間でした。


そして5番目は、若き挑戦者、金丸文武氏。
全国を旅しながら演奏活動を続けていられるそうだが、
そんな自分はヒッピーと呼ばれる、と自分を冷静に見る視点を失っていない。
ここには書ききれない程の、心に突き刺さるフレーズの多い事。
売れない絵描きの歌、寒戸の婆の歌、花いちもんめ、般若心経。。。
土俗的なモチーフを散りばめながらも、若者らしい真摯な視線と正義感が眩しい。
私などは、生まれた土地から大して移動せずに暮らしているが、
土地に縛られないボヘミアンらしい視点が新鮮だった。
それでまた、歌っている時の表情が良いのよね〜。


次は、群馬の誇る歌姫、サトチエ氏。
ここまで来ると、東京独パンとの違いが楽しくてたまらない。
前に来た時も感じたけど、
群馬は決して、東京のシーンと音楽に対する愛情や姿勢は変わらない。
しかし、環境の違いからか、 東京は情報が多くてすれっからしになってしまうのか、
もう少し、純粋に音楽に接しているように感じる。 個性の発揮の仕方が、東京とは明らかに違う。
私のこの日のベストは、彼女だ。
詩も、優しくてそれでいてぴりりと毒が効いていて素敵なのだけれど、
何よりも、その声。 柔らかくてなおかつ鋭い。
勿論、澄み切って美しいが、私には、まるでジョーン・バエズみたいに聴こえた。
女性らしい情念と、濁りの無い感性と、大人の女性ならではの母性と毒気。
是非、もう一度聴きたいです。 素晴らしかった。


そして、大トリは、我等が鈴木知文氏。
ビールの好きな彼は、出番まで飲酒を我慢しておとなしくしており、とても健気だった。
少し前に『孤高のバカ合戦』(独パンvol.93)に出演もしているが、とても真面目な方なんだよね。
勇んでポロシャツを脱ぎ捨て、スタンバイのち、いつもの様に快調に飛ばす。
本人は否定するが、この方、本当にギターをちゃんと弾く方だ。
後で話した時も、きちんとしたギタリストであり、色々なギターヒーローの話も聞けて楽しかった。
弾き語りとは、本来歌を聞かせるために楽器を使用するのであるが、
歌い手にどんなにカリスマ性があっても、 楽器がうまいに越した事はないと思う。
彼の楽曲は、その声とあいまって個性的であるが、 ギターが安定しているので、安心して聴ける。
私が彼を信用出来る点は、主にそこだ。
『新しい風』という、良い意味で青臭い、清々しい素敵な曲を歌い、
最後はやはり「犬漫才」。
鈴木氏の良さを最大限に発揮して、ステージは終わった。


最後に、二度目の投げ銭タイム。
私は、袋を捧げ持ち、再び会場を回った。。。



そして恒例、朝まで熱くトーク、
そして、東京組3人は、夜明けに伊香保温泉に向かった!

24時間営業の健康ランドみたいな施設へ行き、私は女湯で一人淋しく湯船につかりました。
すっかり夜が明けてから、
手打ちの蕎麦食べて帰りました。
マイナスイオンたっぷり浴びて、生き返った〜。


皆様、本当にお疲れ様でした!!
      


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
LivePhoto.LIVEトップへ

独パン・トップへ

It Serves it for the people!

P&C2002.Present by People's Records
All Rights Reserved
Prohibition of photograph & sound source waste use reproduction
Produced by Adachi Takuo


Web http://peoplesrecords.net
E-mail takuo@peoplesrecords.net