チバ大三 撮影:函館くん
函館くん
いち
和気優
まちゅこけ(大阪)

|
|
by福田理恵(詩人、独パン・コメンテーター)
今年初の独パンは、
”世界をチャームせよ!”まちゅこけ1stアルバム発売ライブ。
ということは、主役はまちゅこけ嬢。
今日は、なんと主宰・チバ氏がトップバッターでの出演だった。。。
言い訳のようだが、
私は医者に寄ってから(お薬貰うだけですよん^^)の観戦だったので、
少し遅れてペンギンハウスに到着した。
チバさんも既に書いておられるが 、
客足が少々。。。という難点があった。
しかし、出演者の知人などが来場しており、
まあ良い雰囲気でスタート。
トップでのチバさんは、どんな感じだろう?と私は楽しみにしていたのだったが。。。
おおまかに一言で言うと、
1番手を慎重につとめていた、という感想だろうか。
勿論手を抜かず、かといって力を入れすぎず、
いかにも独パンに相応しい(と私は思う)”I Stand here”からのスタートで、テンポの良い曲でまとめていたように感じた。
で、この日、私の耳に刺さってきたのは、
”お目当て”という曲。
もしかしたら、今まであまり聴いたことがなかった曲かも知れない。。。
この手の曲だと、私は”トキメキニシス”が好きだけど、
これも、いいなあ。
♪♪お目当ては。。。
まー、そうだよね=、ほとんどの場合!
。。。失礼いたしました。
でも、ステキなラブソング、よね!
次は、凛々しい眉が魅力的な函館君。
今回の面子は、まちゅこけと共演をした馴染みのメンバーが集っており、
既に何度かステージを拝見した方ばかり。
その中でも、
昭和30年代ナイスガイ風の演出で、
ストイックにマッチョに汗を流して熱唱する彼の姿は、何時観てもすがすがしい。
最初に歌ったのは、
”全開だけがとりえだぜ、空気なんて読めないぜ”というサビのあの曲。
この方って、確信犯なのよね?
でも、それにしては、真剣に汗を流して、飛び跳ねて、喉も嗄れそうに歌うその姿に重なるものは一体なんなのだろうか?
それとも、確信犯に見せて、実は全然そうじゃない、のだろうか??
何度か観て、ふと疑問が生じた函館君。
もう少し、彼の歩く友情山脈沿いの道行を、見守って行きたいものだ。。。
何しろ、今のところ、全く見飽きて無い。
次は患者改め、いち。
この人も、自分のカラーというのが、しっかりと決まっていて、
それを裏切ることがない。
頂いたフライヤを観ても分かる通り、めまぐるしいライブスケジュールをこなし、それがこなれたステージングに反映されている。
このところおなじみの白いファージャケット、
白い上下で決めて、メリハリのあるステージングを展開する彼。
独り言のようなMCもさりげなく面白く、
いつもの、彼の独自の世界が楽しめた。
♪♪上京して20年〜、という曲が、四畳半フォークぽく切なくてよかったけど。
私は、その十数分ほど後に、衝撃を受ける事になるのだった。
次は、
我等が和気優さん。
いや=、楽しみでしたよ。
あまり頻繁に見られない方だし。
今はね、長ーいブレードで、一層ワイルドなんですよ。
いちも、気合の入ったステージを見せる方だと思ってたけど、
和気さんが歌い始めて、即座にそのレベルの違いに度肝を抜かれる。
前にも書いた気がするけど、
ハコの空気が隅々まで、彼一色に染まるのよね。
それも、強烈に。
その色彩が、半端でなく緊張感に満ちたもので、聴いている側も圧倒される。
彼について語るとき、いつでも真っ先にあがるのが、少年院慰問ツアーだと思うけど、
彼のあの存在感というのは、そういった、一筋縄で行かない観客を相手にしていることで培われたものなんだろう。
メジャーで活動していた、という問題では、きっと、無い。
元々、真剣に向かい合わなければ、全く耳を貸さない連中と向かいあう事を、良く分かっている人間である、という前提の、ことなんだろう。
くどい。
自分の半端な生を反省する。
すみません。
次、前説やらせていただきます。。。
そして、
出演者を不動産物件にたとえると。。。。とやにわにMCで語り始める彼。
チバさんは、”古民家をやたら個性的に改造した感じ”、 函館君は、”中央線沿線の風呂なしアパート”、
いちさんは、”実家同居”、
まちゅこけちゃんは、”猫50匹くらいいそうな猫屋敷”、 ご自分は、”田町あたりのデザイナーズマンションの、ペントハウス”。
実家同居って。。。
そして、今日のヒロイン、まちゅこけの登場!
私が彼女を初めて観たのは、
2年くらい前だったろうか。
大きな鳥の絵をバックに、健気に、チャーミングな満面の笑顔で歌っていた。
その後、1年ほど経ってからまた拝見したが、
ものすごく洗練されていたのには、驚かされた。
そして、今日、
彼女はもっともっと洗練されていた。
何しろ、顔つきも変わった気がする。
アルバム発売という事で、かなり自分の中での自信が揺るぎないものになったのだろう。
こんな風に、出演者が変化していくのを観るのは、とても喜ばしい事件だ。
今日の彼女は、トリのステージを至極丁寧にこなしている、という印象だった。
元々、ギタープレイが豪快な方だが、それも何だか慎重な手つきに見える。
確か昨年の秋にも、出演されていたと思うが、
そのときの力の入り具合とは違う、余裕が感じられる。
その上で、根っこに流れるフォーク精神というか、
骨太な思想というのか、力強さがびんびんと伝わって来た。
私は、彼女の地元大阪での活動をほとんど知らないが、
釜が崎のイベントに出演した話などを聞いていると、笑顔の裏の、男気あふれる精神が強く感じられる。
そしてそれは、決して無骨な力技ではなく 、
女性らしい優しさとスケールの大きな愛に満ちた、彼女のパワーなんだろうな。
何だか、さりげなく練りこまれた”あなただけが大切”というような歌詞に、ぐっと来ました。
すごく、胸に響いてきた。女ですもの。
あ=、大阪独パン、行きたい!!
そして。
まちゅこけワールドで会場が温かい空気に満ちた頃、
今回は、時間が押したので、私はいち料理を食べずに、帰途に着きました!
こんなの初めて!
ちょっとだるかったし。。。。
ライブでお腹いっぱいになれたし。
あ、タイミング逃して、CD買えなかったんです。
次、サイン入り欲しいので、まちゅこけさん、宜しくです^^。
|
|