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2006年11月8日
東京・大久保HOT SHOT
【独パン・ライブvol.75】
〜夜長斬り〜



ニュー・ヨーク



夜士郎(from大阪)



恋川春町



牲捜



チバ大三


                 レポbyチバ大三
群馬編の3日後の、東京独パン。俺個人としては頭切り変えれるか不安だった…会場行ってリハ始まって、そんな事は忘れたが。

この日開催のきっかけは、9月に福岡の実家に帰った恋川嬢から「もう一度独パンに出たい」との希望が来た事。彼女は昨年3月に一度独パンに出て、その時は不本意だったようだ。俺もその後の彼女の頑張りや展開を少しは知っているんで。ぜひまたポエトリーとして挑戦して欲しくて。
そして、大阪独パンでは主宰をやってくれている夜士郎を、今年中に東京に呼びたかった。恋川嬢とは言葉を大切にする点では通ずる部分もあり。
最近サイボーグという女性3人バンドでライブ展開をガンガンしている、牲捜。彼女のソロもまた観たいと思っていた。彼女も言葉はもちろん大切にしているが、恋川嬢や夜士郎とまた違う。言葉数が少ない分、一言一言への思い入れが、強い。重い。でもアングラじゃない輝きがあるんだよな。ソロで誘う良い機会かもしれない。

イベントが見えて来た。
最後の出演者…ベストな人が出演快諾。ニュー・ヨーク初登場。彼も言葉を大切に、というかポエトリー的な部分もあり。でも正直何が言いたいんだか、分からない。サウンドも、練っているのかテキトウなのか?分からない。でも本人は確信あるようだ。つまり宇宙人。この日、アバンギャルドなニュー・ヨークがトップを飾る事でイベントの危ういスリルが見えた。

副題“夜長斬り”は、秋の夜長の静かな、芸術やら読書やらを、断ち切る出演者各自のパワーとアピールの幅、をイメージしたんだが。副題が負けるくらい、濃い、考えさせられるライブだったね。

ニュー・ヨーク。期待以上に、変人、でいて、絵になるヤツ。あと声の処理(響きとか滑舌とか)も良いんだよねー。そしてワケが分からない!いずれ太陽系は彼に征服されるかもよ。

夜士郎from大阪。ガンガン盛り上げてくれました。さすが大阪主宰。でも重要なヤツの持ち味は、不安や孤独な気持ちを救うための言葉の積み重ね、それがロック的爆発に繋がる。歌詞細かいしねー。

恋川春町。ポエトリー・スタイル。2度目の登場。考え抜いた詩であり、演りっぷりも、前回独パン出演と比べたらスゲェ変化。自分のイメージする世界、なかなか難しい世界だと思うが、近付いているよ。もっと、胸張って良いんだ。

そして牲捜。ソロでの力量は数年前に知っていた。でも今はバンド(サイボーグ)がメイン。リハで「ステージの中音より私の中音が…」(苦笑)とか、「本番まで逃げ出さないように見張ってて!」とか。不安の塊のようであったが。本番。強力な歌が会場に響いているのは、楽屋にも充分伝わった。 歌わずには生きられない、そんな分かりやすい説得力を持っている人だ。

さてこの後、俺。「そろそろ疾走する感じを出してぇよな」っていう安易な考えで、牲捜の重量感を乗り越えようとした俺は安易だったかもしれない。急遽変えた演目でガンガン始めたが、ビートを刻むほどに表面をすべっている感じがあった。ちょっと流れ考え過ぎたぁね。ガラッと変えて“チバモード”にしたかったんだが。 そんな俺に不純さが、あったね。
ライブって、分かんねーや。まだまだ。





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