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2006年1月14日
大阪・十三テハンノ

【独パン・ライブvol.65】
〜大阪編vol.5
「痛快!天才!バカ歌い!」〜

夜士郎・主宰による、副題「痛快!天才!バカ歌い!」。
この副題には熱い想いがあるようだ。
東京から函館くん、神奈川から高橋よしあきも参加。
2006年一発目の独パンを、バシッとキメてくれたようだ。
        撮影感謝!高橋よしあき
夜士郎
高橋よしあき (from神奈川)


市村マサミ


函館くん (from東京)


工場長


夜士郎からのメッセージ

どうも「夜士郎」です。1月14日土曜日に、大阪は十三テハンノで行われた「独唱パンクvol.65大阪編vol.7〜痛快!天才!バカ歌い!」の模様をお伝え致します。

「痛快!天才!バカ歌い!」。独唱パンクにこだわらず、長年僕があたためてきたイベントタイトルである。
僕にとって「バカ」は誉め言葉だ。もしかしたら関東圏の人にとっては抵抗がある言葉かもしれないが、喧嘩の時は別として、僕はなるべくなら「バカ」と評されたいし、そして「バカ」な人が好きだ。 歌を普通にきれいに歌われても、僕には響かない。やはり歌にも「バカ」がついてないと、おもしろくないのである。そういう意味では僕の解釈で、「独唱パンク」=「バカ歌い」はかなりの純度で成立するイベントといえるのだ。

今回はオープニング・アクトを立てずに、あいさつと、前述のこのイベントの意味を説明して、僕から歌い始める。
いつもならひとりのステージをおもいきり演ることに専念する僕も、今回はなるべくイベントのタイトルを意識して、ひとりの「バカ歌い」としての表現に徹することに努めた。5人の出演者の、5種5様の「バカ歌い」を観せることで、このイベントのまるでオムニバス映画のようなおもしろさを伝えたい。

続いて「高橋よしあき」。大阪編2回目。
川崎で生まれ育ち、生きる男の人生劇。彼のステージは、最近ますます芝居や、演劇の領域に堂々と踏み込んでいるように観えた。
アドリブを巧みに使い、お客さんをぐいぐいひきよせる。そしていつしか狂気と正気が交錯するよしあきさんの歌芝居劇からは、ふだんなら張り詰めた緊張が漂うところでお客さんからの大きな笑いが起こっていた。
そうこの風景が観たかった。これこそが、このイベントの「痛快!天才!バカ歌い!」効果の最もなあらわれだったのではないだろうか。

続いて「市村マサミ」。大阪編、初登場。
彼の歌う詞のセンスが僕は好きだ。天才バカの、どちらかといえば天才肌なんじゃないかな。彼の歌を聴くたびに、詞の可能性にあらためて気づかされることが多い。
この日はらしくなく、とても緊張していた。彼にとって「独唱パンク」に出演することはものすごく大きな意味があり、重要で、とにかく偉大なのだそうだ。なのに好き過ぎて、大好きな女の子の前でかたまってしまう少年のように、彼は本来のチカラをだしきれずにいた。本人が一番悔しそう。
でもそれでも屈せずに、不敵に笑いしゃらりと歌う彼の姿に、僕は不気味さに似た彼の底知れぬ強さを観たのであった。

続いて「函館くん」。大阪編2回目。
函館くんは爆発した。いや違うか、函館くんを観たお客さんが爆発したのか。彼の歌う歌、一挙一動にお客さんがわいた。途中、市村マサミが「俺にもう一度歌わせてくれ〜!」と叫んでしまうほどに、函館くんはうけた。
本人はいたって冷静。一見、前回のステージとそれほど大差があるわけではないのに、明らかに前回よりも好反応だった。どうしてなんだろう。
いや大差はあったんだ。今回、念願の音源「夕焼け野郎」を作って来阪した彼は、精神的にも、技術的にも数段向上していたのだ。
「いや順番と、いい流れだったから、たまたまですよ!」と彼はさわやかに語った。あっぱれ!君こそ「痛快!天才!バカ歌い!」だ!

続いて「工場長」。大阪編2回目。
今回も豪快な音で、テンションで歌いまくる。函館くんのブレイクもなんのその。気にしない。さすがは歌うたい歴10年、工場勤務歴15年の大ベテラン。おとめ座。ちょっとやそっとじゃ、びくともしないのである。
今年はいろんなことに取り組みたい様子で、もし次回ある時は、独唱パンクの名古屋編に是非出演してみたい、と意欲的に名乗りをあげた。
東京ではなく名古屋に的を絞るあたりに、工場長のなんともいえないおもしろさがそこに凝縮されているように思った。

工場長のステージが終わり、今回はあい間の紹介MCもとくにしなかったのでそのまま終わるつもりだったのだけど、とても楽しい気分で仕方がなかったので、思わず僕は立ちあがり、イベントの感想を述べ、あいさつをした。
僕自身のステージ以外をお客さんと一緒に観て思うに、今回、5種5様の誰にもまねのできない「痛快!天才!バカ歌い!」が、いいバランスで輝けていたのではないだろうか。やるかやられるかのギラギラとした戦場のような「独唱パンク」も素敵だけど、こういうかたちでの観せ方もいけるのだな、と大阪編の主宰5回目にして思ったのでした。
ご来場のお客様、どうもありがとうございました!出演者の皆様、お疲れ様でした!

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